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2020年6月16日（火）、世界遺産の一つである真言宗御室派総本山・仁和寺にて「仁和寺VR～VRで体感する観音堂の世界～」の内覧会がありました。
　
バーチャル・リアリティー（VR)と呼ばれる仮想空間にて、普段一般公開していない観音堂の33体の仏像を間近で拝観することができ、昨今のコロナウィルス感染症の流行の下でお堂での密集を避けて拝観ができる新しい試みとしても注目を集めそうです。
　
内覧会は6月19日（金）から7月31日（金）にかけて一般客に公開されるのを受けて、文化庁や京都市観光協会など観光関連やマスコミなどに向けて行われました。
　
まずは内覧会の受付入口から、会場となる大内の間と呼ばれる部屋へ
　

　
入口では感染症対策として体温を測定する機械も設置され、
　

　
アルコール消毒と万全の体制でのお出迎えです
　

　
会場と通路には美しい書体でデザインされた「仁和寺VR」の幟（のぼり）も用意されていました
　

　
会場全体の様子
　

　
そして一番前には、
　

　
VR体験ができる座席が3つと、
奥の大きなモニターの所にももう1か所の4か所で体験を行います
　

　
こちらがVRカメラ
　

　
11時の開始前に、仁和寺の職員の方にもテスト体験してもらいました
　

　
ちなみにVRで見られる映像は体験者の正面以外にも広がっているので
　

　
このように思わず下を向いたり
　

　
上を見上げたりしているのが写真からも分かると思います
　

　
そして最後の打ち合わせを終えると
　

　
10時半頃からは関係者や報道陣が続々と会場に姿を現し、あっという間に賑やかな雰囲気に
　

　
そして11時からいよいよ内覧会がスタート
　

　
司会の方がまずは挨拶と説明を
　

　
そして仁和寺の総長さんからもご挨拶があり、
　

　
ほどなくVR体験が開始となりました
　

　
VRを体験する記者さんや
　

　
関係者の方々
　

　
そしてマスコミ各社が一斉にカメラを向ける中、
　

　
今度は仁和寺の総長さんが体験することに
　

　
その後もテレビ局のカメラの取材が入りつつ体験は続いていきます
　

　

　

　

　
手前にあるパソコンのモニターに見えるのが、体験者の方が実際に見ている映像です
　

　
それから今度はテレビ局のレポーターの方がレポートをしつつ体験を行いました
仏様を前に思わず手を合わせて合掌してしまうとか、
　

　
実際に手で触れることができるぐらい近くまで仏様が間近にいらっしゃいますと興奮気味にレポートされていたのが印象的です
　

　
こちらはニュース用のコメント撮りの様子
実際にニュースなどでも放送されていました
　

　
そして開発に協力した当研究所の井手先生が報道陣の取材・質問に答え、
　

　
最後は総長さんがVR映像にも登場する風神・雷神のパネルの前で撮影に応じてくださいました
多くのマスコミ・報道関係者の方が訪れ、盛況のうちに内覧会は終了となりました
　
6月19日（金）からはじまる一般の方向けのVR体験については下記から
秋の本格的なVR企画に向けての導入イベントで
昨今の感染状況に鑑み少人数完全予約制となっておりますので、
お早めにお申し込みください
　
■仁和寺VR～VRで体験する観音堂の世界～
https://aitrec.jp/topics/ninnaji-vr-release/